こんにちは、猫島です。
今回はロシア大陸横断の準備編です。
念願のシベリア鉄道に乗って、10泊で約10,000キロを旅することにしました。
期間は2018年2月末から3月上旬(企画したのは2017年11月)。
・ウラジオストク(日本に一番近い極東の都市)
・イルクーツク(シベリア鉄道の中間地点)
・リストヴァンカ(バイカル湖)
・モスクワ(シベリア鉄道終点)
実は猫島、そのまま陸路でドイツまで行ってしまうのですが、それはまた別の機会に!
ロシア旅行に必要なものを紹介!
人生初の一人旅先を真冬のロシアにしたのは少々ハードルが高いような気もしますが、まぁいいでしょう。
実は最終的にドイツまで渡りそのままインドに行ってきたので、
実質1ヵ月分のバックパッキング用の荷物になります。

本当はもっと少なくていいよ!
旅先の持ち物は「必須➡便利➡充実」の順で考えよ!
大量の荷物を背負って大陸横断なんてめんどくさいですよね。
というわけで、
◼︎便利品:あると色々捗る
◼︎充実品:なくてもいい、でもあると旅が充実する
こちらの3軸で考えて荷物を最小限にしてみました。

振り返ってみて、重要だった順に荷物を列挙するね!
ロシア旅行の必需品。必須なものとは?
- パスポート(ビザ)
- バウチャーのコピー
- リュックサック
- 厚手のジャケット(3月だと−10℃くらい)
- ヒートテック上下
- 靴下多め(重ね履きしないと凍傷になります)
- 手袋2セット(上に同じく)
- ポータブル充電器
- 電圧変換機(ロシアはCタイプ。シベ鉄でも充電可能)
- ドル紙幣(ルーブルは不安定なので、万一のために安定したドルを)
SIMカードはウラジオストク空港で購入できます。
寒いと基本汗かかないので、衣服の数も最低限でOKです。
また、ロシアは室内では暖房がちゃんと効いてるのでヒートテックは変に重ね着しないほうが良いですよ!
地味に重要なのは、ポータブル充電器。

寒いと充電100%でも10分くらいで電池なくなるよ!猫島は携帯2台持ちでも苦労したから、本当に気をつけてね。
ロシア旅行の便利品。盗難防止にはコレ!
こちらは便利品。なくても死にませんが、めちゃくちゃ役立ちます。
- 腹巻型ポーチ(お金やパスポートを隠します)
- 携帯2台(電池切れ時の代用品)
- 洗剤(粉末状のものをペットボトルに。シャワーで洗濯可能)
- フックと麻糸(どこでも洗濯物を干せます。爪切りで切る)
- ワイヤー南京錠x2
- 英字の航空券/宿泊先の予約確認書のコピー(支払いの証拠になります)
- 筆談用のノートと筆記用具
- スニーカー/スリッパ(シベ鉄内の移動に便利)
- カップやフォーク(外泊時用に。シベ鉄では無料で借りられる。)
- マスク(シベリア鉄道は乾燥してます)
- 水筒

ワイヤー南京錠は特に重要で、レストランや駅でも少しでも席を離れる際は必ず固定して盗難対策をしたよ。おかげさまでも1度も遭わずに済みました!
ロシア旅行を充実させる品々
なくても良いけど、人によってはあると旅が充実するものです。
- 書籍やトランプカード(シベ鉄、基本やることありません)
- 写ルンです x 3-5(帰国後の現像が楽しみになります)
- お菓子(シベ鉄にお土産を持っていくと喜ばれるし、交換できる)
ロシア旅行用の観光ビザを取得する
従来、ロシアのビザを取るためには
・観光目的の場合は更にバウチャー
上記の2つが必要でしたが、2017年1月にはビザ発給要件が緩和。
一気に渡航のハードルが下がりました!
物価もめちゃくちゃ安いので、実はバックパッカーの穴場です。
観光ビザを発給するには
・パスポート
・空バウチャー
・電子査証証明書(EVA)
・証明写真
簡単に説明するとバウチャーとは、
「滞在都市や宿泊先を事前に決めて、その通りに旅をしますよ」
というのを証明する書類です。
対して、空バウチャーとは「宿泊先が記載されていないバウチャー」。
つまり、通常のバウチャーと比較して事前に宿泊先を決めなくて良いというメリットがあります。
そして電子査証証明書(EVA)は大使館に提出するビザの申請書。こちらは無料です。
余裕を持って手順通りに進めれば、空バウチャー代の1500円だけで観光ビザを発行できますよ!

ビザの取得方法については、下記の記事でめちゃくちゃ詳しく説明しているからぜひ見てね。

シベリア鉄道を予約する
ロシア大陸を横断するなら、シベリア鉄道への切符は必要不可欠!
ロマンあふれる旅になること間違いなしです。
ネットで切符を購入する
基本的にはロシア国鉄のサイトを使って予約することになります。
(https://pass.rzd.ru/main-pass/public/en)
・出発駅と到着駅の入力
・席のグレードを選択
・乗客情報を入力
・予約席の選択
・決済
基本ロシア語か英語ですが、手順自体は難しくありません。
なお、シベリア鉄道には3つの車両タイプ(等級)があります。
【1等車:リュックス(люкс)】
・2人用の個室。値段高め。
・お金に余裕のある人が乗ります。
・4人用の個室。値段普通。
・ビジネスマン、都会人が多い傾向。
・4人用のコンパートメント席。値段安め。
・旅行客、地方出身者が多い傾向。

シベリア鉄道を使うメリット
シベリア鉄道の圧倒的なメリットは「値段の安さ」です。
余裕を持って2ヶ月以上前にチケットを予約しておけば、たった1-2万円以下でロシアを横断することができます。
例えば、2019年11月1日ウラジオストク発のモスクワ行きの切符。
その値段、なんと5289ルーブル(約8590円)。
寝台列車なので、移動費・宿泊費含めると破格の値段になります。
(※2019年8月現在、3等車の場合)
ただし、一切途中下車せずに横断するとなると
・1週間シャワーなし
・景色を眺める以外にやることなし
・食べ物もカップラーメンとパン以外になし
みたいな状況になりますので、
最低1回はイルクーツクなどでの途中下車を強くお勧めします。

シベリア鉄道の予約については、下記の記事をご覧あれ!

宿泊先の予約
ロシアは物価が安く、驚きの値段で宿泊できる
シベリア鉄道は寝台列車なので、チケットさえ購入できれば既に6-7日間分の宿泊先を予約したことになります。
後はウラジオストクとモスクワ(発車駅と到着駅)。イルクーツクなどで途中下車する場合は、その宿泊先も決めなければいけませんよね。
幸い、ロシアは物価の安さでも有名です。
たった1,500-3,000円以下で、そこそこのクオリティーのゲストハウスに1泊できます。
宿泊先選びのポイント
もちろん、安いに越したことはないのですが、異国での一人旅ともなると安全が気になります。
・前払いか現地払いか?(稀に揉めて2度支払うハメになります)
・そもそも口コミがあるか?(できれば日本人の意見を)
・外から見てわかりやすいところにあるか?(迷ったら凍死します)
・ロッカーや鍵付きの荷物置き場はあるか?(盗難恐るべし)
・観光予定のエリアから近いか?(地味に交通費がかさばります)
猫島は以下の宿泊先を予約。
・Filin i Sova(ウラジオストクのホステル、1泊約1000円)
・Guest House Gavan Baikala(リストヴァンカのホテル、1泊約5000円)
・Boxtel Hostel (モスクワのホステル、1泊約1000円)
異国での迷子や盗難は時に命につながります。
渡航前に必ずTripadvisorなどで各宿泊施設の評価やコメントを見るようにしておきましょう!
ロシア行きの航空券の購入
そして最後には、ロシア行きの航空券の購入です。
基本的に猫島はExpediaですべて予約をしていますが、サイトをまたいで最低価格の航空券を検索してくれるSky Scannerもオススメです。
2-3ヶ月前に予約すれば、片道2.5-3万円ほどで航空券を購入することができます。
(※2019年8月現在、11月1日のチケットの場合)
いざ、極東ロシアへ一人旅
前置きが長くなりましたが、ついに極東ロシアへ旅立ちます。
お次はウラジオストクからバイカル湖(リストヴァンカ)への実践編!

意外にも素敵な出会いがたくさんだったよ!

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