こんにちは、ねこじまです。
その非日常性とミステリアスな雰囲気から、昨今人気を集めている「廃墟」。
ある時は犯罪の温床で、そしてまたある時は冒険家たちの閉ざされた世界で…。
密かに存在する廃墟たちは、今日も忘れられた街の片隅で、ひっそりと朽ちていく。

今回は、そんな廃墟の魅力を発信している日本の写真家5名を紹介するよ!
日本の廃墟を撮影する写真家5名を紹介!
実は「廃墟写真家」と自称して実名で活動を行っている人は多くはありません。なぜなら、廃墟探索は違法性と切っても切れない関係を持っているからです。
今回は、それでもなお実名で活動を続ける写真家たちと、InstagramやTwitter等のSNSで密かに人気を集めている廃墟写真家たちを紹介していきます。
①佐藤健寿(さとう けんじ)
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佐藤健寿(さとう けんじ)、1978年生まれ。法政大学を中退後、武蔵野美術大学を卒業。アメリカにて写真家として活動を始める。UFOやUMAなどをはじめ、世界中の奇妙な風景や事物を「奇界遺産」として記録することで知られている。かつての有名番組クレイジージャーニーでは最多クラスの常連出場者として、大きな人気を集めた。
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日本に限らず、海外でも積極的に活動をしているのが特徴だね!また、被写体も廃墟だけでなく、奇妙な事物「奇界遺産」を追求する姿勢も非常にユニーク。
②Tommy(Tomboy Urbex)

参照:https://www.instagram.com/tommy_urbex/
Tommy、謎の女性写真家。国内外有数の廃墟サイト『Tomboy Urbex』を10年近く運営しており、日本から海外まで幅広く廃墟の写真を撮影。「変わる廃墟展」や「Vibrancy」など複数のイベントで写真を展示している。
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③栗原亨(くりはら とおる)

栗原亨(くりはら とおる)、1966年生まれ。サラリーマン生活を離れ、家庭の事情をきっかけに90年代後半から廃墟に興味を持ち始める。当時は廃墟をテーマに扱うブログが珍しい中で、廃墟ブログ『廃墟Explorer』を公開し、一躍インターネット上で話題になる。「廃墟の歩き方」などの出版を通して表の世界でも活動するようになり、テレビ出演も含めて多数のメディアから注目を浴びた。
廃墟ウツクシカラズ
ってテーマでよく呟いているが
残念ながら美しい空間が存在する。
それは氷山の一角であり、総廃墟量の1%にも満たない。
なので「廃墟は美しいよ」ではなく「廃墟はチョットだけ美しいよ」が正解である。
でも敢てハードルを上げるため言い続ける。
「廃墟ウツクシカラズ」と。 pic.twitter.com/hoAPXtUNis— 栗原 亨(廃墟Explorer管理人) (@GSX1100SSSL) January 4, 2020
外国の廃墟ではない、外国っぽい廃墟
でも、もしかしたら本物の外国の廃墟かもね。
どちらでもいいんじゃない?
それが廃墟であることは確実だからね。
もっと楽しもうよ。
撮る方も観る方も・・・。 pic.twitter.com/kzx5y7eyG8— 栗原 亨(廃墟Explorer管理人) (@GSX1100SSSL) January 9, 2020

現在では栗原さんは表立った活動はしてないけど、ツイッター上では今でも現役廃墟フォトグラファーとして発信を続けてるよ。樹海探索の様子を上げてたりします!
④丸田祥三(まるた しょうぞう)

参照:https://twitter.com/malta_shozo
丸田祥三(まるた しょうぞう)、1964年生まれ。元東映社員。テレビ事業部の勤務を経て、写真家として独立する。主に廃墟や廃線などの懐かしい街並みを撮影対象とし、数多くの写真集・エッセイなどを出版している。
奥多摩工業氷川工場/『東京幻風景』(https://t.co/8FXMUPi0tM) 収録作/「朝日新聞」連載作品『幻風景』別Ver. pic.twitter.com/bXFAf5kPS0
— 写真家 丸田祥三 (@malta_shozo) September 25, 2016
森林鉄道跡/『東京幻風景』(http://t.co/8FXMUPi0tM) 未収録作 pic.twitter.com/Lg9mblcNtM
— 写真家 丸田祥三 (@malta_shozo) June 27, 2015

あまりメディアの露出が多くない丸田さんだけど、彼が撮影する写真は圧巻。特に廃線なんかはなんとも言えない魅力があるよね。
⑤小林伸一郎(こばやし しんいちろう)

参照:https://blog.goo.ne.jp/blog_studiorise
小林伸一郎(こばやし しんいちろう)、1956年生まれ。専修大学経済学部を卒業し、写真家としての活動を始める。「DEATHTOPIA(デストピア)」を始めとした、建設途中の景観や、廃墟に着目した写真集を多数刊行している。

参照:http://kobayashi-shinichiro.com/

参照:http://kobayashi-shinichiro.com/

丸田さん含め、小林さんもねこじまはしばらく知らなかったよ。どちらとも国内の廃墟に特化していて、廃屋から廃遊園地まで様々な廃墟を撮影しているのが特徴だね。
日本の廃墟写真家おすすめ5選:まとめ
いかがでしたでしょうか?
同じ廃墟でも様々な撮り方があり、そして様々な発信方法がありますね。
匿名であろうと実名であろうと、日常から隔離されてしまった建物や空間をカメラに納めて、発信を続けているのはとても魅力的だと思います。
皆さんも好きな写真家さんを見つけられるといいですね!

近いうちに10選に増やすよ!
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